学部・大学院

基礎看護学領域

 基礎看護学は、看護学の学習の入り口であるとともに基盤となる領域です。

 1年次に学習する「看護学概論」では看護学とは何か、看護学の基本的な概念と理論を、看護の歴史や制度をふまえて学びます。また、専門職業人としての看護や看護活動についても学習していきます。「看護援助論Ⅰ」では、看護援助に関する基本的な考え方を学び、看護実践能力の基盤となる対象との援助的人間関係を形成するための知識・態度・方法について、コミュニケーションの基本的スキルに焦点を当てて学習します。「看護援助論Ⅱ」では、問題解決思考方法としての看護過程展開における基本的考え方と方法論の基礎を学習します。これらの学習を踏まえて、「基礎看護技術演習Ⅰ」では、看護の基本となる日常生活援助技術を理論と実践を通して学びます。その後、初めての病院での実習となる「基礎看護学実習Ⅰ」では、病院の組織・機能および看護の役割を理解すること、療養環境と患者の理解を深めることを目指して、看護活動の見学や患者さんとのかかわりを主体とする実習を行います。
 2年次には、「基礎看護技術演習Ⅱ」として健康査定に必要なフィジカルアセスメントや診療に伴う援助技術を学びます。また、事例を用いて、知識や技術を活用する考え方の基本を学習します。その後、基礎看護学の学習のまとめとして、「基礎看護学実習Ⅱ」を行います。この実習では、病院における医療チームの活動を理解するとともに、これまでに習得した技術や知識を適用して、患者の健康状態や置かれた状況に見合った看護の方法について日常生活援助を通して学びます。
 これらを学習し、各専門領域の看護学の学習へと進んでいきます。

看護管理学

 4年次には、看護の統合科目として「看護管理」について学びます。これまであまり聞くこともなかった科目だと思いますが、対象に既修の看護をどのように提供するか、その仕組みであるシステムについて学習します。具体的には、看護の組織の一員として、多職種と協働しながら質の高い医療・看護サービスをどのようにマネジメントして提供するか、その概要についての学習です。適切な医療・看護を提供するための医療・看護の諸制度や事故防止策、組織間の調整、コミュニケーションはじめ、看護を提供する人材の育成、キャリア開発などです。4年次生は、卒業や就職そして国家資格取得のための国家試験などを控えている時期でもあり、本科目は、社会人として巣立つ前の最終学年で学習する総仕上げの科目でもあります。関連ある課題についてディスカッションやグループワークを通して、看護管理の要素について理解し、自己の看護観を深めましょう。

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